歯がなくなるのは決して年をとるからではありません。むし歯や歯ぐきの病気等のせいです。
中年以降、歯がグラグラになって抜け落ちる人をよく見かけますが、それは多くの場合、歯周病という病気の結果です。この病気は痛みなどの自覚症状がほとんどないため、自分が病気にかかっているということさえ気づかないことが多く、そのために「歯がなくなるのは年のせい」と考えてしまっている人が少なからずいるようです。
図は、各年代でどのくらいの人が歯周病にかかっているか鹿児島県で調べたものですが、40歳代ですでに約60パーセントの人が中等度以上の歯周病(CPITN3と4)にかかってます。
別に何ともなくとも、出来るだけ歯医者さんで定期的にみてもらうことをおすすめいたします。