脳梗塞とは脳血管の狭窄または閉鎖で血流障害がおこり、脳組織の壊死をきたした状態をいう。
脳出血とは脳の血管が破れて、血種を形成し、神経症状を起こした状態をいう。
ともに生命に関わる重篤な状態であるが、最近は治療方法が進歩し、救命率は高くなったが、重い後遺障害を残し、Q.O.L.(生活の質)が著しく損なわれていることが多い。高齢者の脳血管障害の70%以上が脳梗塞です。
上肢の麻痺、筋力低下は自力での口腔ケアを難しくしてます。利き手交換や、器具の工夫が必要になります。健康時のようにできないことから、苛立ちや、口腔保清に消極的になりやすいので、励ます必要があります。口から味わう楽しみ、会話の楽しみ、口腔内のケア後の爽快感を体験させましょう。
口腔内の観察にはペンライトなどが便利で、歯、歯肉、頬粘膜、舌、口蓋部をよく観察する。食物の残渣、歯肉の腫脹、発赤、出血、潰瘍、痛みなどがないか観察します。義歯がある場合は、外して粘膜および義歯をよく観察します。破損していないか、食物や薬剤の残渣がないか、プラークが付着していないかなど。