「摂食・嚥下」とは飲食物を口に取り込み、咀嚼し胃まで送り込む働きのことをいいます。この働きがうまくいかなくなったことを「摂食・嚥下障害」とよんでいます。私たちは日常生活の中で何気なく食べたり飲んだりしています。もし食べたくてもロや喉が思うように動かなくなって食べられない、飲み込めないということになったらどうでしょうか?口腔およびその周囲には人が人らしく生きるために重要な機能が集まっています。摂食、飲水、コミュニケーション、感覚などいずれの機能の一つでも障害されるとQOL(生活の質)の低下が起こってきます。
摂食・嚥下の流れ | 摂食・嚥下障害が疑われる症状 13) |
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1.先行期(認知期):これから何をどのように食べるか判断します。 |
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2.準備期:食物を取り込み、かみ砕いて食み込みや すい塊を作る。(捕食期と咀嚼期に分ける分類もあります) |
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3.口腔期:食塊を口から喉(咽頭)に送り込む |
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4.咽頭期:食塊を喉(咽頭)から食道に送り込む |
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5.食道期:食塊を食道から胃へ送り込むこれには食道の筋肉のぜん動運動と重力 が関わってきます。 |
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